【うつ病患者さんの事例】亡くなったお父さんを思い出すと涙が止まらない…<Case2>

うつ病カウンセリング 28歳女性
本来であれば、スキルとキャリアを積んで、これからバリバリ仕事ができる年代に入っている時です。しかし夜眠れず、朝が起きられず、心療内科でうつ病と診断され、婦人科系の症状があるのと腰痛で来院されました。当初は身体症状のみの治療だけでしたが一向に改善しないので、心理的アプローチを交えて治療しました。
ご相談者さまの簡易プロフィール
年齢:28歳
職業:会社員
家族構成:独立し、母親と妹が関西に在住
兄弟関係:2つ下に妹
ご相談者さまの状況
不眠、眠れても悪夢を見る。うつ病で、身体症状としては婦人科疾患と腰痛と座骨神経痛。
仕事は、順調にスキルを高め、キャリアも上がり、楽しい。
Mさんは仕事をもっとやりたいとは思うものの、
• 朝起きられない
• 不眠症と悪夢
• 腰痛、肩こりや頭痛がひどい
• 婦人科疾患で不安になる
等を考えると、なんとかギリギリの状態で仕事には行っている

数年前に父親を亡くし、それ以来身体的、心理的不調が始まる。
服薬で数々の症状をコントロールしてきたが、根本的な解決に至らず、来院する。
お父様を亡くされた話の時には、涙が溢れ「父を思い出すと涙が止まらない」と話してくださいました。
お父様を亡くされた悲しみを完了し、身体と心に緩みをつくる方向性でカウンセリングしました。
カウンセリングでの対応
大切な家族を亡くすことは、自分の中の一部がぽっかり穴が空いたような状態になるのは自然なことです。
そして、時間と共にその穴は少しずつ埋まり、日常生活に支障をきたさなくなってきます。しかし数年経っても、穴が空いている状態が続いていると、心理的にも身体的にも大きなストレスになります。
「喪失感を癒すワーク」を行いました

喪失感を癒すワークの基本
・悲しみが薄れる時間を待ってから行う
・亡くなった相手のイメージがどんな特徴を持っているのかを見つける
・亡くなった相手から受け取ったたくさんの愛情や思い出を振り返る
を説明。
これは、NLPという40年前から開発された問題解決法で伝えられていて、
そのNさんの状況に合わせ、実際に行えるようにワークとして行う。
今までの彼女の行動パターンを検証すると、「今ここ」に居るというよりも過去の悲しみの時間や未来の不安の時間に居るように見えました

Mさんが「今ここ」に存在してバランスの良い思考を取れるように、Mさんのお父様への愛情を尊重しながら、Mさんのお父様に対するイメージがより素敵な思い出になるようにしたところ、涙ながら「お父さん、ありがとう」と言いました。
その後、うつ病は気にならなくなり、かえって関西の妹が調子悪いので、誰かを紹介して欲しいと頼まれたので、知り合いの内科医を紹介しました。

このようなケースでは、
悲しみや喪失感をを変えようとすると無理が生じるので、自然と変化が起こり、お父さんからもらったたくさんのギフトを思い出すことにフォーカスしました。
そして同時に、
身体のケアだけを続け、最初の症状はほとんど無くなりました
カウンセリング後の状況
仕事には今現在、普通に出勤し、スキルとキャリアアップを自分のペースで行っています。
そしてご協力をお願いし、許可を頂きまして、
以下に掲載させて頂いております。
もしあなたがうつ病で、薬があまり効かないことでお悩みでしたら、
そのお悩みの解決の糸口が、
Mさんのように見いだせるきっかけになるかと、
参考になさっていただけたらと思います。