パワーストーンについて

パワーストーンの『鉱石』にはエネルギーがあります。

私の治療家、催眠療法家、エネルギーヒーラーとしての
経歴からいくつかのエピソードを混じえてお伝えします。

私が治療家の専門学校に入ったのは18歳の時で
1988年の春でした。
早いもので、35年も経過しました。
最初にマッサージ師、次に柔道整復師(整骨院)、
最後に鍼灸師の3つの専門学校を8年かけて卒業しました。

35年前のマッサージの専門学校は、中卒でも入れました。
現在は高卒以上もしくは同等の学力があることが必要です。

私は高校を1年の途中で中退しました。
理由は所属していた野球部の先輩とコーチからイジメを
受けていたからです。

毎日、理由もなく気分が悪いからといって殴られ、
バイト代を巻き上げられ、このままだと自分の人生が
ダメになると思って、家出しました。

東京から沼津まで300 Kmを5日間かけて野宿しながら
歩いて行きました。

16歳で野球部でしごかれていた体力は今考えると、
大したものだと思います。
50歳を越えた現在はやれと言われても無理です。(笑)

3日目に熱海駅前に到着した時、駅前に鍼灸学校の看板が
ありました。

その看板を見た時、「直感的」に仕事にしたいと思いました。

3日間考えて、東京に戻り、受験資格を調べて1校だけ都内で
入学できるところがありました。

高校を中退して、そのマッサージの専門学校を受験しましたが
残念ながら不合格でした。

1度目の受験で不合格の後、2年間喫茶店でアルバイトをして
親に迷惑をかけないために学費を稼ぎました。

結局、高校を行っても行かなくても高卒の同期と同じ年に
入学したので、学歴だけ損をしたかもしれません。

ただ、20歳の時に当時の大検(現在の高卒認定試験)に合格して、
その後の柔道整復師と鍼灸師の高卒以上の専門学校の入学資格を
取得したので、コスパは良かったかもしれません。

8年間、専門学校に通いながら、鍼灸院、接骨院、整形外科、
カイロプラクティック治療院で修行しました。

接骨院で働いていた時に、23歳の女性が来院しました。
受付をした私は「この女性と結婚するんだ」と思いました。

「直感的」にです。

一目惚れとは違って、好きになる前に分かる。

その人が私の奥さんです。

「直感」は私の人生において、何かを決断するときに
とても重要な要素です。

専門学校の8年間といくつもの修行先を渡り歩いている間に、
カイロプラクティックとその源流に当たる
オステオパシーを学びました。

カイロプラクティック協会の副会長がカイロプラクティックと
オステオパシーをセミナーで教えておられたので、受講して、
お願いして内弟子として雇ってもらいました。

パワーストーンの『鉱石』にはエネルギーがあるのを
知ったのは、私がカイロプラクティック協会の
副会長の基で内弟子として修行していた28年前の事です。

その頃のカイロプラクティックは鉱石療法が全盛の時代で、
ネクタイに水晶やダイヤモンドをのネクタイピンや
ペンダントをしているカイロプラクターがたくさん居ました。
私の師匠も100個近い水晶などの鉱石を持っていました。

実際に師匠が鉱石を使って治療して良くなっている人を
何人も見かけて、効果があるんだなということは分かっていました。

そして、1997年28歳の時に結婚と独立開業をしました。
奥さんと二人で店舗を探してあちこちの不動産屋を回りました。

ある店舗に入った時、ここで治療している自分の姿が「直感的」に
見えたので、即断即決で契約しました。

そこで、23年間、患者さんを治療してきました。

独立開業した後に、心理療法とエネルギーヒーリングを
学ぶ必要を感じていました。

その中には催眠療法もあります。

実際に自分自身が鉱石のエネルギーを実感したのは
催眠療法を学んだ時でした。
催眠療法で使われる振り子/ペンデュラムが
水晶で作られていました。
ペンデュラムの糸の先端を右手で持って、
反対の左手の手の平の上に垂らした水晶が
回りだすと実際に手の平に触れていないのに、
ペンデュラムの回る軌道が感じられました。

気功を学んだ時に、同様の体験をしていたので、
すぐに気(エネルギー)を実感しました。

クンダリーニヨガとエネルギーヒーラーとしての訓練を受けて、
身体を流れるエネルギーが感じることも見ることもできます。

私の治療院にもいくつかの鉱石があります。

患者さんにあった鉱石を身体の中心軸に存在する
7つの「チャクラ」と呼ばれるエネルギーセンターに
仰向けかうつ伏せになってもらって置きます。

例えば、心理的な問題を抱えて、
それが原因で身体に症状が出ているのですが、
患者さん本人に心理的問題の自覚が無い場合、
心理療法は使えないことが多くあります。

何故なら、私のところには身体を治しにきていると
思っているので、身体以外のことは関係ないと思っています。
こういう場合、心理的ストレスによって生じた
エネルギーブロックの上(多くはチャクラ)に
適切な鉱石を置くとブロックが無くなり、
エネルギーが通るようになります。

そうすると、患者さんが自らストレスについて
話し始めます。

あるとき頚部に痛みがある女性が来院しました。
友人を亡くして、その喪失感が何年にもわたって
未解決なまま放置してため喉が緊張していました。
喉が緊張すると喉の後ろにある首に痛みが出ます。

友人の死については触れたくなさそうだったので、
鉱石を喉に置いて、エネルギーが流れるのを
待っていました。

そうしたら、涙を流しながら亡くなった友人の話をし始めて
初めて喉の緊張が消えて、喉の後ろの首の痛みが消えました。

鉱石を選ぶときは、エネルギーを感じて直感的に選びます。
巷で言われている、ルビーは何かに良いとか、
アクアマリンがどうだとかという知識はかえって選択の邪魔になります。

同じ種類の石でも、石によってエネルギーに違いがあり、
それは持つ人のエネルギーとの相性とも関係するからです。

そのため、知識ではなく「直感」が重要になるのです。

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